大蔵流 狂言方 善竹忠亮、まいにちを「語る」
阪神・淡路大震災より・・・
そうか・・・。

夜が明けたら、阪神・淡路大震災より17年になるのですね。



毎年同じようなことを書いていますが、やはり当年は思いも深くなります。




もしかしたら、去年も同じことを書いたかもしれません。

歌手のアンジェラ・アキさんの「手紙〜拝啓 十五の君へ〜」という曲が、関西電力のテレビコマーシャルで使われました。
ユーチューブ動画 「関西電力 企業CM 「15歳の君へ」篇」


瓦礫の街の画面に続いて、あるマンションの送電が復活した瞬間。闇夜に灯りがパッとまたたいた瞬間に沸き起こる歓声と拍手を聞く度に、毎度のことながら込み上げてくるものを抑えることができません。
・・・いい年して・・・。


神戸ルミナリエの場面もクローズアップされています。
震災で犠牲になった方の鎮魂として始まったルミナリエ。当年(去年)こそ、やる意義があったのではないでしょうか。





そして、どうしてもこのコマーシャルに思い入れをしてしまう理由は、
コマーシャル中にこちらをじっと見ている「15の君」。

私にとって「15の君」は誰であろう、この私自身なのです。
 





以下のことも過去に書いたと思います。
しかし、初めてご覧下さる方もおられるかも知れませんので、簡単ですが、再度書かせていただきます。

その時、私は15の誕生日を半月後に控えた中学三年生でした。
その朝、最も被害が酷かった、神戸市東灘区で被災しました。
九死に一生を得て、命からがら豊中へ避難し、そこから西宮へ救援活動に通う日々。

学校の集団生活に馴染めず、浮いた存在であったのに、突然、他人から必要とされる戸惑いのなかで卒業式を迎えました。
後輩、そして同級生が亡くなったことを知りました。
すでに遠くへ避難して、卒業式にも会えなかった級友もいます。きっと元気にしていると信じています。






今、15の二倍以上の歳を重ねた私は、あの時の自分自身に何を言ってやれるのだろう。




動画のつながりで同じ電力会社のコマーシャル「40年前の決意」というバージョンを観て複雑な思いになりました。

「初心わするべからず」は能楽の始祖の言葉ですが、どこで道を間違ったのだろう・・・。






震災経験者として、私に出来ることはなんだろう?

今年も自問する季節がやって来ました。





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