大蔵流 狂言方 善竹忠亮、まいにちを「語る」
志芸の会・東京特別公演 終了
志芸の会(しげいのかい、ではなく、しげのかいと読みます) 東京「春秋釣狐の会」特別公演 終了致しました。

ご来場いただきました皆さま、関係各位に篤く御礼申し上げます。


14日に帰神し、本日15日、父は元気に上田能楽堂に出勤しております。


次回、春秋釣狐の会は11月です。
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読売新聞に掲載されました。
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本日の志芸の会・東京公演の事が、読売新聞神戸版に掲載されました。

写真入りです。

阪神淡路震災の報恩に、少しでも。



では、東京へ行ってきます。
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「ぼうけんのしょはきえてしまった」後見 バックアップ backup
 
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後見と書いてあるものを「あとみ」と読んだアナウンサーがいます。
今でも「後見人」という言葉も聞きますので、完全に死語にはなっていないと思います。



今回、父の後見を勤めます。
いや、珍しくないだろ?って、そうではないのです。


能楽における後見の役目は、単に道具の出し入れや、出演者の手助け、プロンプトだけではありません。
出演者の着付を含めたスタンバイ・・・「お掛かり」と言います・・・そして、出入りのその時まで責任を出演者と分け合います。キッカケのイニチアブが出演者側にあるのが、他の演劇と異なるところかも知れません。

そして、大変なのは
シテ、万一の時には代演をしなければなりません。
故に、出演者と同等、もしくはそれ以上の技量を擁する人
なる定義が附くことがあります。

曲のランクが上がれば上がるほど、我々の言葉では「位が重く」なればなるほど、その責任が重くなっていきます。
え?釣狐の重さ?
聞いてどうします?

「極重習」

極めて重い。です。鉛以上かもしれません。
大蔵流では、他に「花子」「狸腹鼓」の三曲しかこのクラスにはありません。



飾りではないんです。後見は。




後見は後ろから見てるだけではないんです。
バックビューワーではないんです。

野球で、送球が逸れた時の為に、塁上の野手の後ろにもう一人野手が回りこんでいることがあります。この人がいることで、走者はそれ以上進塁することが出来ません。これをバックアップといいますね。

初めてプロ野球を見た人が「なんで守備の人は、用もないのにあんなに無意味に走り回ってるの?」と聞きましたが、用が無くて、無意味なことこそ、本当に意味があるのです(笑)彼らに用と、意味が出来た時は守備側にとってヤバい!ということですから。


コンピュータの用語でも、バックアップは一般的ですね。
仕事やゲームの進行データを二か所以上にセーブ(保存)しておくと、いざという時に頼りになります。

「データ飛んだぁ!!」
「バックアップは?」
「面倒くさかったから取ってない!!」
「えらいこっちゃーーー」

よく聞きます。


そう、バックアップは地味で無意味で面倒くさいのです。
でも、これがあることで、メインは安心して用を為すことが出来るのです。



昔のさる有名ロールプレイングゲームはシリーズ最高と言われながら、保存機能が脆弱でした。
それゆえ、三つあるセーブスペースにバックアップを取ることは、所謂危機管理として常識となりましたが、それでも、あの忌まわしい音楽が・・・・

ぼうけんのしょ1はきえてしまった
ぼうけんのしょ2はきえてしまった
ぼうけんのしょ3はきえてしまった

なんのためのバックアップじゃーーー!!


明日、私もそうならないように頑張ります。
新生・冒険の書より。





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釣狐 装束を詰めて・・・。
 




朝、並べておいた装束をいよいよカバンに詰めました。

なんだか、急にやることがドッと増えました。ま、増えたからこうやって更新できるんですが。


母の美容院予約の代行までやっちゃったりなんかして。


しっかしまぁ、蒸し暑い一日でした。
誰のせいかは・・・。いつもの人が犯人です。


これで、当日も荒天だったら、破門を喰らうかもしれませんね(苦笑)


因みに、パンフレットの狐の中身は・・・・私です。父ではありません。父はもっとカッコいいはずです。
どうぞ、実物をご覧になって下さい。まだ残席あります。どうぞお出でになって下さい。
猶、誠に勝手ながら、本公演の収益は赤十字社を通じて、今回の震災の義援金として寄付させていただきます。


(パンフレット裏面です。サムネイルをクリックで拡大されます)

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春秋釣狐の会 特別公演

月も変わりましたことですし、発表します。


5月13日金曜日 東京・国立能楽堂(千駄ヶ谷)に於きまして
志芸の会公演

「春秋釣狐の会・特別公演」(仮)

を催します。




今回は、大蔵吉次郎家より、大蔵吉次郎師、大蔵教義師
善竹十郎家より、善竹十郎師、善竹富太郎師、善竹大二郎師

といった
東京在住の各師の助演を得まして催します。


演目は「佐渡狐」と「釣狐」


釣狐は、志芸の会・代表

善竹忠重です。


続報はまた近日。




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いよいよ 春秋釣狐の会
 
山本能楽堂・伝統芸能ナイトに出勤して参りました。


台詞・・・ナシ(笑)



連日の疲れでくたくたでありますが、これだけは言っておかなければなりません。


明日は志芸の会公演「春秋釣狐の会」です!!



皆様是非ご来場ください!
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釣狐を終えて
当日、舞台を済ませた直後のエントリーで、いきなり「悔しいくやしい」と書いてしまったので、驚かれた方々からいろいろご心配をいただきました。申し訳ありません。


また改めてまとまった文章を書くつもりでおりますが、悔しい理由をできるだけ短く申せば

ある書籍で
(能は)一門の総力を挙げての晴れ舞台、小鼓との一騎打ちがある道成寺に対して、(狂言の)釣狐はあくまで自分との孤独な闘いである。
と読んだことがあります。

その前提で
[結論]
自分との闘いに負けて、釣狐としての基準を満たせなかった。

ということが、どうしても舞台の上の自分を許せない理由であります。



舞台中盤、意識が身体を離れて宙にプカプカと浮かび、自分のよりしろである身体、つまり舞台上の私自身をみて、「あれが出来てない」「これが出来てない」と責め立てます。責められても修正する力もあらばこそ。後半の難所に差し掛かる時には恐怖と恥ずかしさすら感じました。


とはいえ、これらは総て内々のこと。
アンケートや実際にご覧になった方に感想を伺うと、自分が気にしているほどには破綻していなかった・・・ように見えた・・・ことがせめてもの救いでしょうか。
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申合せ 【釣狐】 大阪能楽会館にて
会場である大阪能楽会館で申し合わせをして参りました。


装束は事前につけただけで、申し合わせ自体は袴でしたので、責め苦は本番に持ち越しとなりました。

・・・・・・・。
やはりやっておいて良かったと思いました。
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夏の足音? 【釣狐】 狐足 獣足
ツツジが咲き始めました。
祭囃子の音が聞こえてきます。
もうすぐだんじり。五月はすぐそこです。

ひたひたとやってくるのは、キツネの足音。
もとい。
キツネは足音はさせないんでしたっけ?

道行く足
本性を現しかける足
要所に顕れる、イヌ科の足
馬脚ならぬ、キツネ脚を現したあとの脚

みな通常の狂言とは違います。
狐足、獣足などと呼び名があるようです。
とは言ってもシテ方が、「殺生石」や「小鍛冶」などでなさる足遣いとも少し趣が異なります。

アシカラズ。
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匂いつながり 【釣狐】
パソコン、イズ、バック。


久しぶりに更新です。


今日、「春秋釣狐の会」の稽古をしておりまして気づいたのですが。

初番の棒縛は、酒の香りで飲兵衛の本能を刺激され

キリの釣狐は、若鼠の油揚の匂いで本性を現します。

嗅覚は、視覚の次に情報量が多いと言われますが、
犬系の動物は、視覚もさることながら、嗅覚の能力も抜群。

本能のスイッチですね。
人間も獣もあまり変わらないかな。




志芸の会公演 「春秋釣狐の会」

<狂言>【棒縛】尾鍋智史 徳田知道 小林維毅

<狂言>【釣狐】善竹忠亮 善竹忠重 笛・赤井啓三


日時:4/25(土)午後2時開演

場所:大阪能楽会館(大阪市北区曽根崎)

料金:一般前売3,000円 一般当日4,000円 学生前売2,000 学生当日2,500円


お問い合わせ  →コチラ(善竹コムお問い合わせメールフォーム)


主催:志芸の会

お問合せ:078−891-6007(志芸の会)FAX:078-841-1651

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